子供の人種差別。
今日は午後から息子のクラスの子達とクリスマスパーティーで、その中に天使みたいなハーフの女の子がいるのだけれど、懐いてくれた上、娘や小さい子にもすごく優しくて、
帰宅後、あの子は優しいね、と息子に話すと「〇〇ちゃん外国の人みたいな顔だよね」と言うので、あの子のパパが西洋人だからね、と言うと「えーっ?!」と戯けてみせた。
でもね、本人にその事をあまり言ってはダメだよ。ほとんどのパパとママは日本人でしょ?人とちょっと違う事を彼女は気にしてるかも知れない。
まぁ、パパなら自慢するけどね。
君もこないだ皆んなと違う靴下履いて行っただろ?どうだった?
と聞くと、
「みんなに聞かれたけどちゃんと説明したし、なんか楽しかった」
というので、自分の遺伝子に呆れながら、
あのね、パパも人と違うのは嬉しい事だと思うのだけれど、人と違って悲しいと思う人もいるんだよ。
あの子がどう思ってるかパパにも君にも分からないけれど、だとしたら言わない方がいいよね。そして、君は彼女をどう思う?
「かわいい(照」
だろ?笑
その感じ方が大切なんだよ。そう思ってるならきっと彼女も周りと違う事を嬉しく思えるんじゃないかな。
そういうと、照れ臭そうに笑っていたので、多分まったく理解していない笑。
息子にはまだ言えなかったけれど、
昔々、世界の壁は高く、異国の人と恋に落ちる確率なんて天文学的だったはずだ。
それがもう、今や当たり前の様にここにあり、
その結晶とこうして触れ合っている。
世の中まだまだ課題問題で溢れてるとは言え、
より良い世界に歩み寄っている、
彼らの未来は思うより明るいと信じてしまうのだ。